もう一度大学へ 10月から放送大学に入学

放送大学での学び直し

大学に再入学!放送大学での学び直しを決めてから

もう一度大学に行きたい!

ずっとひっかかっていた学歴

私が通っていた高校は偏差値65くらいの中堅進学校で、卒業後はいわゆる難関大学に進学しました。

高校時代にすでに摂食障害を発症していたのですが、それに気づかずに大学へ進学し、見知らぬ土地で一人暮らしを始めたことから、摂食障害に拍車がかかってしまいました。

2年間大学に通っていましたが、どんどん痩せていき、精神状態も最悪な状態に。

結局、心不全寸前という状態にまで陥り、不本意ながら2回生の冬に実家に戻ることになりました。

その後、数年休学したのですが、復学は見込めずに退学。

大学時代は学業もバイトも、日々の生活も、ものすごく頑張っていたので、本当に悔しくて悔しくてたまりませんでした。

その上、最終学歴も大学中退、高卒になってしまいます。

『高卒』が嫌なのではなく、大学での努力が全く認められないのが悔しかったのです。

コロナ渦で「学びたい気持ち」に応えることを決意

とはいえ、学歴は首からぶら下げて歩く訳ではないので、年月が経つとともに、おかしな言い方ですが「通っていた大学への執着」は薄れていきました。

大人になって、高学歴でも人間性や知性が伴っていない人や、教育機関で学ぶ機会はなかったけれど博学で人望に富んだ人たちに出会い、「どこで学んだか」ではなく「何を学んだか」、そしてそれをその後の人生にどう生かしているかということが大切だと、心から理解できたのも大きかったと思います。

もともと好奇心と知識欲は旺盛だったので、精神的に病んでうつ状態になっても、どこかで漠然と「知りたい」「学びたい」と思い続けていました。

そして2020年、新型コロナが日本でも本格的に流行り始めたことで、それまで描いていた(というほど大したものじゃないけど)プランが崩れてしまいました。

コロナ鬱ではないですが、ストレスで腹痛が続き、「これ以上無理しない方がいいな」と思い、これを機にやりたいことをやろう!と思い立ったのです。

外出もひかえた方がいい状態が2~3年は続くと感じたのもあります。ストレスを感じてばかりではなく、有意義に巣ごもりしたい・・・というか。

そして、新聞で大学が大人の学び直しを支援しているという記事を目にし、「一朝一夕で手に入る資格ではなく、自分のこれからの人生に生かせるような勉強をしよう!」と決めました。

放送大学を選んだ理由

1.学費が安い

大学に限らず、資格取得や習い事を始めるときに、私が最初に気になるのは料金です。

放送大学は入学金も、大学卒業(学士)を目指す全科履修生でも2万4000円。

しかも1度入学すると、最長在学期間である10年間在籍し続けても追加費用は必要ありません。

大学は、簡単にいうと1科目あたり2単位で計算して(1科目1単位のものもあります)、124単位取得したら卒業できるシステムなのですが、放送大学は1単位あたりの授業料が5,500円。それも教科書代込みと良心価格です。

私は勉強することだけが目的で、現在は卒業を目指すつもりはないので、好きな科目だけ受ける選科履修生(在学期間1年間)での入学を決めました。

選科であれば入学金は9,000円、科目履修生なら7,000でOKです。

続けて学びたいと思ったときに、全科履修生として再入学します。3年以内の再入学なら入学金が25%オフになるそうです。

受けたい科目の単位数の分だけ学費を支払えばいいので、初めて大学に入る場合でも、卒業までの学費は入学金込みで70万円程度で済みます。

2.講義の質がいい

これは昔から噂では聞いていましたが、いわゆる一流大学の教授が講義をしていて、内容もとても充実しているのだそう。

おためしで動画を視聴しましたが、「有名な大学の教授の講義だから難しい」ということは一切なく、万人に分かりやすい授業をしている印象を受けました。

しかもネットでなら、いつでもどこでも何度も講義の視聴が可能なのだそう。

個人的な問題としては、対面でもなく、ひたすら画面に向かって講義を聴くという受動的なスタイルで、本当に自分は学び続けられるのか・・・という不安があります。

3.学びたいことが学べる

これは前述の「この勉強スタイルが続けられるか」という不安を払拭できるのでは・・・と思うのですが、私は妥協して「みんながいいって言うから、なんとなくこの資格を取る」とか「興味はないけど、言われたから仕方なく勉強する」というのができないたち。

なので、絶対にこれがやりたい!ということでないと、続けられる自信がないんです。

放送大学なら、学生の頃から興味があり、今は自分のために役立てられそうな心理学をアカデミックに学べると思いました。

しかも自宅だけでなく、各地にある学習センターやサテライトスペースで講義の視聴、自習もできるので、モチベーションもキープできそうな気がします。

また、今は新型コロナの影響で面接授業(スクーリング)は閉講しているそうですが、科目によってはスクーリングも受けられます。

4.卒業を目指すときに前大学の単位を認定してもらえる

在学期間半年~1年の科目・選科履修生なら関係ありませんが、全科履修生として卒業を目指そうとしたときに、(卒業・中退にかかわらず)前の大学や短大で取った単位を認めてもらえます。

もちろん認定される単位の上限はありますが、2・3年次に編入することが可能になり、卒業までの年数が短くなります。もちろん学費も安くなるので、私は助かります。

パンフレット請求から願書提出まで全てネットで完結

私はインターネットで大学のパンフレットを送ってもらうことにしました。もちろん無料。

このようなフォームに必要な情報を記入します。

パンフレット申し込み画面

※最後の『テレメール』という項目は、大学などの願書やパンフレットを取り寄せるときに利用するシステムです。

これを送信して完了。その後たった2日で願書付きのパンフレットが自宅に到着しました!

学習センターを見学してオンラインで願書を提出

本当は簡単に願書を提出できるのですが、全てをオンラインで終わらせるのが不安だったため、近くの学習センターに電話をし、施設を見学させてもらいました。

学習室以外に図書室もあり、集中して勉強できそうな場所で、コロナ禍でなければサークル活動もしているそうです。

直接スタッフの方の顔を見ながらお話しでき、聞きたいことも聞けたので、私はとても安心できました。

そして願書を提出するまでに、次の半年間(放送大学は前期と後期のセメスター制)で受けたい科目を考えなければいけません。

1科目から受講できると聞いたのですが、「1科目じゃなぁ~」と張り合いがない気がしたので、欲張って6科目受けることに。

郵送の願書だと、送料もかかる上に手書きで受講科目を書かなければいけませんが、オンライン願書なら入力するだけでOK。

あとは学生証の写真を撮って添付するだけで完了です。

しかもその学生証の写真、ちゃんとした証明写真でなく、白い壁の前で撮影した普通の写真を送ったのですが、受理してもらえました。

通信制で1年間の科目履修生とはいえ、学生証もあって講義も受ける・・・そして単位認定試験も普通にある。

『大学生活』とは言えないのかもしれないけれど、10月の後期の授業開始が待ち遠しいです。